新刊案内「明徳の乱 将軍・足利義満と山名一族の最終戦争」2024年11月26日発売
- 2024/11/22
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【投稿】戦ヒス編集部
★室町幕府最大の将軍・足利義満と最大級の守護大名・山名氏の決戦
室町幕府の最盛期を築いた三代将軍・足利義満は明徳二年、日本の六分の一を領有する最大級の守護大名・山名氏との決戦に挑む。「明徳の乱」である。本書は、応仁の乱と比べて知名度の低い明徳の乱の背景から発端、詳細な軍の展開と戦後処理、さらには後世における評価までを包括的に記した、本邦初の明徳の乱の解説書である。山名氏がいかにして強大な権力を握り、内部抗争を起こして将軍家に討伐されたのか、戦いに赴く武士の心境はいかなるものか、なぜ山名氏は戦後まで命脈を保てたのか。詳細な記述を通じて室町時代前期の諸相を描く。
※以下、本書目次より抜粋
・はじめに
・第一章 足利義満という将軍
・第二章 「六分の一殿」山名一族の強勢
・第三章 物語の中の「明徳の乱」
・終章 明徳の乱の諸相
・おわりに
著者プロフィール
濱田浩一郎(はまだ・こういちろう)歴史家・作家1983年大阪生まれ、兵庫県相生市出身。2006年皇學館大学文学部卒業、2011年皇學館大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。専門は日本中世史。姫路日ノ本短期大学、姫路獨協大学で講師を務めたのち、現在は主に著述やメディア出演で活動している。著書に『北条義時』『仇討ちはいかに禁止されたか?』(いずれも星海社)、『播磨赤松一族』(新人物往来社)、『家康クライシス』(ワニブックス)、『小説アドルフ・ヒトラー』全3巻(アルファベータブックス)、論文に「中世における前期赤松氏の軍事関係文書に関する基礎的考察」(『地方史研究』)などがある。
書誌情報
出版社 : 星海社著者:濱田浩一郎
発売日 : 2024/11/27
ページ数 : 208ページ
ISBN : 978-4065376805